ひなの日記
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中咽頭(いんとう)がんのため3日に亡くなった前大阪府知事でタレントの横山ノックさん=享年75、本名・山田勇=の通夜が4日、兵庫県西宮市内で営まれた。「漫画トリオ」としてノックさんと一時代を築いた上岡龍太郎氏(65)(パンチ)、青芝フック(70)ら親しい関係者のみが参列。無言のノックさんと悲しき“トリオ再結成”となった。
祭壇のノックさんの遺影は、たくさんの白百合の花に囲まれていた。鮮やかなライトグレーのスーツに胸元にはネクタイがキリッ。盟友たちとの再会を喜ぶように、穏やかに優しい笑みを浮かべていた。 元パンチ・上岡氏は、自家用車で式場に到着した。神妙な面持ちで、フックや落語家の桂きん枝、漫才師・中田ボタンらと合流。口を真一文字に結んだまま、報道陣の問いかけにも応じず、足早に式場に入った。 参列者によると、上岡氏は式場で「あんだけ一緒にいた仲やし、本当は死に顔は見たくなかったんや」と言い、涙をボロボロこぼしていたという。 「漫画トリオ」のメンバーが“同じ舞台”で姿を見せたのは、2004年11月、大阪・ワッハホールで行われたノック一門のイベント「なにをいまさら横山ノック ノックとその仲間たち」以来のことだった。選挙運動中のわいせつ事件で、政界も芸能界も追われたノックさんの名誉回復を、仲間たちは後押ししてきたが…。 密葬のため、この日の参列者は近親者のみ50人弱。芸人として、政治家として一時代を築いたノックさんの最期としては寂しさは否めないが、式場をグルリと囲むように殺到した報道陣は100人近くにも及んだ。 上岡氏、フックらは、読経後も館内で食事をとり、一般の参列も受け付ける「お別れの会」について相談を行った。会は、2人が中心に企画し、行われる見込み。 大阪市内のホテルの宴会場を借りて開く案が有力だが、参列者によると「大阪府の知事までやった方なんやし、京セラドームを借り切ったらどうやという意見もあった」という。 また、通夜に参列した落語家の月亭八方(59)は、目を真っ赤にし「人を笑わす人でしたけど、最後に泣かされました。『先生、泣かせたらあかんなあ』と話しかけました」と言葉を詰まらせた。後日開かれる「お別れの会」については「横山ノックは芸人でした。だから皆さん、ぜひお別れ会で花道を作ってあげてください」と話し、こらえきれず大粒の涙をこぼした。また、桂ざこば(59)は「遺体の顔は、ふっくらして別人みたいでした」と沈痛な表情で話していた。5日には親族らで密葬が営まれる。 PR |
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